■2004.3.31
 第1回『ウエブは苦手だった…。』

 今日は第1回目で、ちょっと緊張している。ほんの半年前までは、自分がホームページを持つなどとは、予想だにしていなかった。

 ホームページを考えもしなかった理由はいくつもある。

一、とても難しそう。パソコンは原稿を打つのと、メールと、ネット以外、使いこなせないコンピュータ音痴ゆえ。

二、始めたら始めたで、気になって本業の仕事がそっちのけになりそう。

三、原稿料がどこからも出ないので悔しい。

四、どんなにこだわって書いても、更新すると画面から文字が消える。どこか頼りなく、心もとない。

 紙媒体の仕事がほとんどだが、唯一、ウエブの仕事でいただいていたのが、朝日新聞のサイトのコラム連載だた。それがある日、終了するかもしれないという連絡が、突然入る。
 なくなると聞いて、初めて「ウエブで書く」という作業のおもしろさを再認識した愚かな私である。その魅力を挙げてみたい。

一、書いて、公開するのに世界一早い媒体である。
・・・週刊誌でも新聞でも、必ずタイムラグはある。ところがウエブは今思っていることを、ボタンひとつで瞬時に世界に公開できる。これは改めて考えてみると凄いことである。

二、好きな写真も合わせて表現できる。
・・・素人写真ながらも、拙い文章をビジュアルで補えるのは嬉しい特典だ。

三、読者も近くに感じるし、いろんな意味で生々しい媒体だ。その生々しさに、たまらない魅力がある。

 仕事のコラムが終わるのなら、自分のホームページで再開しようと思いたち、同じコーポラティブハウスに住むデザイナーのチャミさんにデザインをお願いした。…と思ったら、朝日新聞から、コラムをリニューアルして続行したいと連絡が入る。あらら。
 もう、乗りかかった船だ。ホームページも仕事の連載も最後までやってやろうじゃないの。ホームページなぞ誰に頼まれたわけでもないが、自分の中のパッション(この言葉、最近ものすごく惹かれます。「ゆるゆる」とか「プチ」という言葉の反対側な感じがいい)がはじけた。
 
 そんなわけで、本欄は、仕事のコラムでは書くことが難しい固有名詞や商品名などをどんどん出しながら、暮らしや、暮らしをめぐるデザインのことや、雑貨や、ホームグランド・下北沢のことを書いていこうと思います。どうぞよろしく!



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