言葉のリズム、絵、構成、紙質、装幀。そのどれもが
文句なしにNo1! 岩波は映画もいいけど、やっぱり活字だね、
と本気で感動、復刻発売されたことを心より喜んだ1冊
だれかの結婚式のスピーチに読もうと思っているのですが、この本と出会ってからまだ呼ばれていないので、夢が実現していません。旅立ちや門出の場面にふさわしすぎる、大人も子どもも大満足な絵本です。シッカリ暗記しています。
ふつうなら「がたんことん」と表しがちな電車の音を、「ぱふぱふぱふぱふ」「ちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐ」と訳した与田氏の想像力にも脱帽。古い電車と新しい電車という設定で、なにげに文明の発達を比喩していると推測されますが、むずかしいことは私にはわかりません。
「これ読んで」と言われると、ものすごく前向きに喜んで読んであげられる貴重な一冊。
注・夜はたいてい疲れているので、「長い本」だとか「まどろっこしいわりに中味がいまひとつな本」は避けたい。そういうリクエストが来ると、よそごとを考えながら棒読みするか、「こっちのほうがおもしろいよ」などと言いながら、1ページ4文字とかしか載っていない0歳児用の本をさしむけている。