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あちこちへ

埼玉で和紙作家の工房を取材。紙を生業にしている人はみんないい人という大変強引で乱暴な性善説で仕事を進めているが今回もその持論に確証を持てた。 デジタルと違いとんちんかんなほど手間隙かかって、アナログなツールである紙とむきあっているのだもの。悪い人であるはずがないのだ。 週末の夕方はちらりとご近所のデザイナー、斎藤いづみさんちへ。ていねいにだしをとったおひたしやらお豆腐やらをいただいて2時間位でさく〜っと帰る。斎藤食堂の今日のお供は、ゴーヤビール。夕方のビールはなんでこんなに美味しいかな。 「いまなん歳だっけ」と娘に聞いた。 「16歳」 「あと2年かー、早く18にならないかな」 「ママ、念のため言っとくけどお酒は20歳からだから」 よく話の主題がわかったな。

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2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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