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あの人の宝物


柚木沙弥郎さんのインドの紙、松岡享子さんのドールハウス、田村セツコさんのバレリーナのポスター、吉沢久子さんのフランスの皿 鋤田正義さんの、二眼レフカメラ…。尊敬する人生の先輩がたに人生の起点となった「宝物」について、伺いました。 蛭子能収さんは、サラリーマン(ダスキン)をやめるときに、仲の良いパートのおばさん3人から餞別でもらった腕時計を、40年経た今も、毎日腕につけています。 毎年メンテナンスに出しているというそれはピカピカで、彼が、どれほど大切に手入れをしてきたかが一目でわかり、胸がいっぱいになりました。 ・ 蛭子さんは誰よりも早く現場に入ることで知られています。 取材でもそうでした。負けじと私が30分前に行くともう、コーヒーを飲んでいらっしゃいました。理由を聞くと「僕は絵が下手。せめて締め切りや時間は誰よりも早く守りたいんです」。 <2話のみ、お読みいただけます> ◯鋤田正義さん 「母に買ってもらった二眼レフカメラ」 ◯春風亭一之輔 「初めてもらった給金袋」 『あの人の宝物: 人生の起点となった大切なもの。16の物語』(誠文堂新光社) 大平一枝著、本多康司写真

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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