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そこはだめ。

4月から高3の娘。どんなにせかしても、第1志望以外の大学を決めようとしない。 私「春休みなんだからもう待ったなしだよ。大学決めなきゃ、受験勉強の方針も立てられないじゃないの」 娘「はー・・・。またその話」 私「今日決めきゃ絶対ダメ!ダメったダメッ !キーッ」 娘「わかった。じゃあ、今日カラオケボックスで探さない?」 私「・・・は?」 娘「昼間安いからさ、ママのパソコン持ち込んで、2教科で受けられる大学探すのネットで」 開いた口が塞がず、「あ、あ、あ、あんた。落ちるよ、そんなスタンスじゃあ絶対浪人するよ、うちはそんなお金ないからねっ」と言うのが精一杯だった・・・。 なぜカラオケボックスなのか 歌の合間に大学探すのか。 なぜそんなところで人生を決めなきゃいけないのか、意味がわからない。 ゆとり世代にもほどがある。ゆとりじゃないか。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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