top of page

九州路膝栗毛

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2012年2月23日
  • 読了時間: 1分

九州後半は安部巨匠を呼びつけて、別府で温泉三昧。のはずが、 温泉にたどり着くまでに道の駅に行っちゃあ、でかいざぼんや干ししいたけを買い、 怖ろしい物量の古道具屋に寄っちゃあ、おっちゃんと価格交渉をするというような 寄り道のオンパレードでなかなかたどりつけず。 混浴の泥風呂(濁っていて中が見えない)で巨匠が、 不必要なまでに立ち上がってのし歩くおっさんのものをガン見していた。 由布院で開業1年の旅館、樹(いつき)は1泊2万円しないのに、5万円といわれてもおかしくない最高の宿だった。3人しか泊まらない離れに、内風呂と露天風呂がついている。料理も器も女子が大喜びするグレード。次も絶対あの宿に泊まりたい。 最終日は福岡の市場へ寄り、老舗の和菓子店すずので、ようかんの入ったパフェを食べる。和風味の3種のアイスが絶品であった。 クタクタに遊び疲れて東京へ。帰りは気流の関係で1時間半足らず。こんな近いところに素敵な場所があるのに、わざわざハワイとか行くことないなもう。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page