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人間の欲と花

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2023年3月1日
  • 読了時間: 1分

完璧な造形美が蓮と同じくらい大好きな ラナンキュラス

バラにチューリップ…。 私の嗜好のなんとわかりやすいことよ。

限られた種類からから1日1輪もらえる日比谷花壇のサブスク「ハナノヒ」のコースを、同じ金額で好きな花を選べるものに替えた。

すると、げんきんなもので、バラやチューリップやラナンキュラスみたいな主役のものばかり、知っている花ばかりを毎回選んでしまう。

1日1輪の時は、名も知らぬ野草や緑、蔓もの、あんなに覚えられて、嬉しかったのに。

予期せぬ領域外の中にも、美はたくさんあるし、その方が驚きや喜びは大きい。コース、戻そうかな。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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