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女に必須なもの

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2013年6月18日
  • 読了時間: 1分

 周防監督の舞妓さんの映画で、夫が京都に通っている。もう土産のネタがつきたのか、買う暇もないのか、今回の10日ぶりの土産は便箋と封筒と靴下だった。小学生の誕生日会か。 でも、女子はいくつになっても便箋と封筒が好きなので、ありがたく受け取ってやった。次も、おたべより便箋がいい。 『暮らしの手帖』で、人生の大先輩を取材。エレガントでチャーミングな95歳の方。冗談をぼんぼん言いながら、取材のあいまに、絶妙のタイミングでおいしいお菓子やお茶を出してくださる。「私、くいしんぼうなのよ」と、少女のように首をすくめる。女性が年を重ねたとき、なくしたくないのは、笑顔と茶目っ気かもしれない、と思った。

 
 

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