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季節の贈り物

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2020年11月2日
  • 読了時間: 1分

寄稿した掲載誌が届いた。 「庭で取れたものです」と 1本の生のローズマリーが同封されていた。 開封した途端、立ち上った芳しい香りは、 ドライになるまで10日間ほど、仕事場に漂い続けた。 気負いのない無造作なトレペの紙に 挟まれた季節の残り香。 「丁寧な暮らし」って、そんな大袈裟なものではなく こういうさりげないことを言うんだろうなあ。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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