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師走の日々

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2012年12月3日
  • 読了時間: 1分

 忘年会シーズン突入。昨夜は、ポットラックでらくちんパーチー。飲んでる最中に、「こんな汚いコンロじゃ引っ越すときに大家に怒られるよっ」と言って安部巨匠が、クレンザーで五徳をガリガリ磨き始めたので放っておいた。新品みたいに磨き上げ、満足げに酒の席に戻ってきた。そうこうするうちにひとりが山梨で買い付けてきたワイン4本が空になった。翌朝は、差し入れにもらった山盛りのルッコラをサラダにして食べたら、胃がスッキリ。二日酔いもない。ハーブ、おそるべし。 今日は夜1時半まで、打ち合わせ。ここでキスをさせて、ここで右手を回して・・と30代と40代の女が口角泡を飛ばして、“胸キュン小説”の打ち合わせをした。アンケートで人気が上がってきたとのことで、編集さんが燃えまくっている。チャン・グンソクでドラマ化させましょう! いや映画だ、と途方もない夢をはさみながら、結局5時間半もオンリー打ち合わせ。けっこう老体にむち打って働いてるよなー、胸キュンとか言ってる場合じゃないなー、老後の心配もしないとなーと独り言を言いながら深夜の路地を歩いて帰った。

 
 

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