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思いつきトーキョー・ショート・トリップ

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2024年3月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年3月12日

先日、ママ友と、都内一日旅をした。

村上春樹ライブラリー(早稲田  以下W)→東京ドーム(後楽園 以下K)でライブ→リーガロイヤル東京宿泊(W)→肥後細川庭園 松聲閣(しょうせいかく)喫茶「椿」でお茶→スパラクーア(K)。



ライブ以外全部思いつきで、リーガロイヤル東京も、東京に住んでいたら一生泊まらないかもと勇気を出して宿泊。早稲田大の隣とはものすごい立地だ。


早稲田界隈というのをゆっくり歩いたことが初めてで、静かで文化施設がたくさんあって、緑が多くて驚いた。漱石山房に永青文庫、2番館の名画座早稲田松竹も。


なんだなんだ。早稲田ってこんな趣き深いところだったのか。知らなかったよ、トーキョー。

ちょうど数日前に 試写で『彼は早稲田で死んだ」(代島治彦監督 5月公開)を観たばかりで、早稲田通りを歩くだけでも、ここで昔学生が熱いデモを繰り返していたんだなあと特別の感慨があった。(暴力を容認する中核派の若者たちに、最後まで気持ちが寄り添えなかったが、社会に対してものいう若者がいた時代の熱狂と狂気はスクリーンから痛いほど伝わってきた)


村上春樹ライブラリーではたまたま安西水丸展をやっていて、たまたまレベルではない感動が。ここ、本当に全力ですばらしい空間です。全く春樹ファンでなくても、本が好きなら5時間くらい平気でいられます。


松聲閣の喫茶室(お抹茶とお菓子付き600円)は3月末で閉店だそう。ここも至福。細川家のコレクションの名刀を展示する企画のときにオリジナルで作った刀剣の箔押しコンパクトミラー(1000円)が、「もう閉店なので」とお茶を頼んだ人にプレゼントされた。細川家、いろいろと欲がなさすぎ。気前良すぎ。


スパラクーアは、4種の岩盤浴室と何種か(忘れた)のクールダウンエリアが大人仕様で素晴らしい。1キロ体重を落として(ただの水分だけど)帰った。遠くにいかなくても、魂は癒せると実感した日。








村上春樹ライブラリーの安西水丸展。なにがすごいって、原画との距離。自分の顔の真ん前で、こんな贅沢がありましょうか。






女子なのでこんなのもしっかり食べるよね。ウイスキーのムース入り



 
 

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