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恋人仕様の街

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2015年6月5日
  • 読了時間: 1分

 渚ドライブウエー。なんて粋な公道なんでしょう。カニひき逃げ注意。

 こんなお風呂は女同士で入ってはいけません。

七尾でふらりと立ち寄った酒屋では一見の客なのに、2階の座敷に通され、花嫁のれんを見せていただきました。 能登半島へ。 女3人の仕事旅だが、波打ち際を走る公道・渚ドライブウェーから始まって、夢テラスというネーミングの100倍感動的なスカイデッキのあるサービスエリア、海につきでた露天風呂のある宿、すばらしくおいしいカウンターの寿司屋など、石川は何もかもがいちいちカップル仕様にできていると思った。崩壊寸前のカップルも、ここを旅したら雰囲気にやられて持ち直す可能性がある。どこもかしこももれなくしっとりと素敵すぎて、恋人以外は行ってはいけない国だ。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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