意地の育児
- kazue oodaira
- 2019年3月16日
- 読了時間: 1分
大学の春休みを長野の祖父母宅で過ごしている娘が
久々に帰宅。
長野で、出掛けに古着のワンピースの裾がデロンとほどけているのを祖母に見つけられ
「そんなものを履いて、電車に乗ったら街中の笑いものになる」と
激しく叱責されたそうな。
で、時間がないので、逃げるようにして東京に帰ってきたと言う。
長野に戻る前夜。私は針と糸を持って、鬼のような形相でかまえる。
私「どれっ、貸してみっ!」
娘「いーよ。そのうち自分でやるから」
私「あんたをこのまま返したら、ばあちゃんに私が手抜きをしてるってなじられるんだよっ、どこよ、ほどけてるの!!!」
娘「も〜〜〜〜っ、おばあちゃんとママの意地の張り合いに、私を巻き込むの、やーめーてーーーーーっ」
意地の張り合い。・・・たしかに。私はこんな歳になってもまだ母に叱られたくないんだなー。