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瀕死の醜態

明日から断食合宿体験取材で、2日前から水と梅干しのみといいわたされている。 なのに、行く日まで仕事がぎゅうぎゅうで、2徹。梅干しなんぞでのりきれない。 とうとう帰宅途中のバスの中で、スタジオでもらったロケ弁にくらいつき、満腹になり 食べている途中で、弁当の蓋を開けたまま 一番後ろの座席で 自分の口もぱっくりあけて爆睡。 「お客さん、終点ですよ」と、コントでしか聞いたことのない台詞を 運転手に言われて起こされた。こんな大人どうでしょう。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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