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生まれる場所

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2012年3月15日
  • 読了時間: 1分

 お気に入りの打ち合わせの場所を、その街ごとにベスト3くらいまで決めておく作業を、誰にも頼まれていないのに自分の中でだけこまめに更新している。これは先週行った青山の風花。ダメかもーと思っていた企画が、机に座るとなんだかぽんぽんアイデアが沸いてきてなにかが生まれる、そういうフレッシュな気に満ちた場所があると信じている。そういう場所があると信じている人同士だと、本当にそうなるのだが、編集者という人種はそういう感覚を持ち合わせている人が圧倒的に多いのでおもしろい。だが渋谷や六本木にはみつからない。立ち止まって考えていたりしたら取り残されてしまうようなスピード勝負の街はどうもそりが合わない。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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