話せばわかりあえる
メンズファッション誌のちょっとした手伝いをしているのだが、おしゃれ男子だらけの編集部で、まー私のアウェー感といったらはんぱない。フロアどころかビル全体から浮き上がっているも同然で、八百屋の買い物帰りのおばさんが、間違って迷い込んだ感じ。
でもひとりひとりと話してみると、出版の仕事に熱い志を持っていて、本が好きで、モノが好きで、企画が好きで、悩みもあって、俺はこれでいいのか?と立ち止まったりもしていて、私と何も変わらない。もう年齢とか言っている場合ではなくて、デジタルにあらがってみんなで一丸となって活字の残る道を探すしかないんじゃないかと思え、妙な連帯感さえ覚えた。私だけかもだけど。
若さに当てられ、くたくたになって疲れて帰った夜のごはんは超手抜きなり。
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