贅沢な一服
日本茶インストラクター、岩井利恵ちゃんが、5月、八芳園の催しでいれたお茶の写真を見せてもらった。
新茶をスイカ玉のような氷の下に敷いて、1滴1滴、滲み出たお茶を
いただくのだそうな。
とろりと甘くて、新茶のおいしさを最高に引き出せる味わい方のひとつという。
1年のうちで新茶の季節だけしかできない贅沢。
なんて美しい季節のたしなみだろうか。
写真を眺めては、涼にひたる。
パソコンをたたきすぎて、目がしょぼしょぼして、朝も晩もわからなくなりかけている。
そんな目に、この鮮やかな若い緑は、まぶしいくらい明るくて、救われる。