top of page

起こし忘れる。

ちゃんと定時の6時45分に起きたのだが、ぼーっと考え事をしながら弁当と朝食を作っていて、はっと気づいたら7時33分だった。娘が乗る電車が7時36分。娘を起こし忘れていた。 娘、まんまと遅刻。月曜日に遅刻したばかりだというのに。 「先生すみません!今回は私の責任です」と電話したら 「家族全員寝坊したお話は本人から聞きました。でもお母様、高校生ですから自分で起きさせないと。これは本人の責任です」 おっしゃるとおりすぎて、二の句が出ない。 今週はしっちゃかめっちゃか(死語)であった。しかし母親歴20年。子どもを起こし忘れる親なんているのかと、もはや人ごとのように驚いている。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page