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金沢、赤松陽耕造さんの映画タイトル展

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2013年8月12日
  • 読了時間: 2分

 映画タイトルデザイナー赤松陽耕造さんの個展を観に金沢へ。 夫、土本貴生がおせわになっているアルタミラピクチャーズに連れて行っていただいた。3日間、「大平さん」ではなく、「土本さんの奥さん」と呼ばれ、ちょっとかいがいしい振りなどをしてみたりして、そんな自分にお尻がむずむずした。  赤松さんは、「うなぎ」「キッズリターン」「HANA-BI」「父と暮らせば」「ウォーターボーイズ」「ヴィヨンの妻」、最近では「横道世之介」「テルマエ・ロマエ」・・・もうあれもこれも、映画タイトルをぜ〜んぶ書いたりデザインしている人で、どれも印象的な見覚えのある字ばかり。  映画タイトルを描くということをずっと仕事にしてている人で、そういう職業があるということさえ知らなかった無知な私には、興味津々の存在である。テレビでは「八重の桜」のあの字が赤松さんだ。文字で作品の世界を伝える。もしかしたら監督以上にその作品を理解していないと、できない仕事ではないか?なんて思う。映画はいろんな人の才能と英知が集結した総合芸術だなあとつくづく実感する。そして金沢は死ぬほど暑かった・・。タクシーの運転手さんに「来るなら冬だよー」と言われた。そのアドバイス、酷すぎる。そしてなにもかもが当然のように美味かった。 そういいつつも、結局飲んだり食べたり、食べたり飲んだり。

 
 

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