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金色の光に包まれる

きのうは、鶴岡八幡宮で平凡社のSさんの挙式。猛暑の中、どうなることかと思っていたが、夕方からの挙式で、半屋外の舞殿に涼やかな風がまいこみ、新郎新婦が一瞬、夕日の金色の光に包まれて、信じられないほど神々しかった。祝詞の間、顔を下げていて、終わってから顔を上げると金色の空間になっていたので、思わず「あっ」と声に出してしまった。 夏の夕方の結婚式というのは、いいものだ。娘もここで神前結婚を勧めよう。 なにもかもがフレッシュで、あたたかくて、心がほろりとした。私は悩みぬいた末、古い留袖の着物をリメイクしたワンピースで参加(リメイク作家さんのネットショップで購入)。絹はさらさらと肌触りがよく涼しい。それにしても良い式と披露宴だった。楽しいからもう1回くらいやってくれないかな。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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