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馬鹿な家族


友人らが住み継いでくれた下北沢のコーポラティブハウスが空いたので、この機会に戻ることになった。5LDKから親子4人キュウキュウの2LDKへ。調布市仙川歴1年1か月。家族はみなホームタウンへ帰れると喜んでいる。うちは全員頭が少し狂っているのかもしれない。 家具は古道具屋に売り、粗大ゴミはトラック1杯近く。実家に送る本が12箱。それでもマンションに荷物が入りきらないので 仕事場兼書庫として昭和なアパートを近くに借りることに。仕事場と自宅と今月引越2回待っている。もう本当に引越はやめたいのに 「もうあんたのアドレス欄だけ真っ黒だから書き換えないから。どうせ書き直してもまた越してよけい手帳が汚れるだけだし」と安部巨匠。もう引っ越しませんから・終の棲家ですからという言葉が豆腐のように頼りない。いやしかし今度ばかりはっ! (写真) 猫の額ほどの書斎をこれから「収納+書斎」にリフォーム。図体がでかい息子・娘の部屋もムショの独房のような狭さになる率100%。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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