top of page

4人の魂わしづかみ

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2013年2月2日
  • 読了時間: 1分

「何かにたとえきれないくらい感動したから絶対見に行った方がいいよ!」と中1娘に言われ、男二人(けして芸術に明るくない陸上部とサッカー部)で行った高校生息子は「クラスのみんなに絶対予約しないと入れないといわれた」と前売りを買ってのぞみ、「やばい、あの映画はやばい」と魂を打ち抜かれたいようにして帰宅。夫は「ミュージカル映画の勉強」とか行ってとっととひとりで観に行った「レ・ミゼラブル」。 乗り遅れた私は今日一人で鑑賞。我が家は人口4名だが、世代、性別を超えその4名を惹き付るに耐えうる映画はこれまでに宮崎駿ものしかなかった。だからちょっと気になって出かけたらまんまとやられた。ミュージカル観ががらりと変わった。すぐさまパンフを買い、サントラを買い。夕食は〈民衆の歌〉を聴きながら、我が家は現在ちょっとしたレ・ミゼ旋風が吹いている。それにしてもこの古典の底力。口パクでなく生で歌うという新しい演出も完璧に成功している。もう1回観たい映画に久しぶりに出会った(脇役のアーロン・トゥヴェイトがかっこいいのなんのって。)

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page