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94歳、ある女性の告白


ある日、HP宛に見知らぬ婦人から、 息子さんの代筆でメールがきた。 94歳、逗子在住。某誌であなたのエッセイを読んだ、自分の話を聞いてもらえないかという。 ⁡恐縮ながら、台所をいとぐちにインタビューという形なら、と申し上げた。

訪ねてみると、戦中、「神風特攻後続隊」に16歳で志願。 鹿児島の秘匿の基地で訓練をしたという。 それは、戦争末期、一般国民を本土決戦に動員するため、陸軍の少佐が設立した男女混合の民間組織とのこと。 全国から4万人が集まったが 不思議なくらい、ほとんど記録に残されていない。

出撃命令を待ちながら敗戦を迎えた特攻隊員の夫とも、そこで出会った。 ⁡逝った仲間を思い、 生涯質素な食生活だった夫の看取り。 ⁡94歳の半生を 最新号『別冊暮しの手帖 台所と暮らし』に書いている。 ぜひお読みください。

⁡ルポルタージュコラム「人生と台所」 写真・文 大平一枝




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