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愛媛へ。


↑刀置きです。

愛媛取材。300年続く旅館へ行ったら、普通に部屋の隅に刀置きや、弓矢を掛けておく棚があって、腰が引けた。将軍やら犬養毅やら前島密やら司馬遼太郎やらが食事をしていったというからよけいに。 カメラマンの安部まゆみと、誕生日祝いということで自腹で松山に延泊。夜、道後温泉の整体屋に行ったら、安部巨匠が「腰が硬いですねえ、体を使うお仕事ですか?」と若い兄ちゃん整体師にきかれていた。「うん、まあ」「なんのお仕事ですか?」「あててみ」「うーん。土木関係とか」「ちがうよ、橋とか作ってないし」「トラックの運転とか」「デコトラじゃねーって(古っ・・)」「じゃ、配送とか」。どんだけがっちりしたカラダしてんだ。そんな力仕事に間違われる40代女ってどうなんだ。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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