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才気の夜


巨匠安部まゆみが現代のレジェンドと断言するルーファス・ウェインライトのライブを聴きに国際フォーラムへ。 無知な私は存在すら知らなかったのだが、圧倒的な歌唱力。圧倒的な唯一無二感。ただただその、世界中の誰ともかぶらないオリジナルの才能に打ちのめされ続けた。 安保法案通過以降、なんともいいがたい無気力感に襲われ、ニュースも新聞もテレビも観ておらず、お酒と音楽と本と、もっと自堕落なあれやこれやに逃避している。そんななか、ひさしぶりに一流の生のものに触れ、そろそろちゃんと娑婆に戻らねばと背筋が伸びてきた。 もう少しやる気スイッチが入るには時間がかかりそうだが、今年もあと3か月ぽっち。のんびりもしていられないのだ。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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