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潔い2冊

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2016年1月30日
  • 読了時間: 1分

都築響一さんの『圏外編集者』を読んだら、奇しくも村上春樹さんの『職業としての小説家』と同じことが書かれていて印象に残った。それは「読者を想定して書かない」ということだ。編集者と小説家ではあるが、私から見るとこのふたりは不思議と共通点が多い。ひとりでアメリカで勝負した経験があること。唯一無二の視点と世界観と文体を持っていること、などなど。 この2冊は、別々の編集者から「読んだ方がいい」とアツク薦められた。腹をくくって書くとはこういうことなのだなあと、しみじみ感じ入る。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版)発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 

2024 『注文に時間がかかるカフェ』(ポプラ社) 

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