top of page

神の地へ

きのうは長野市の横山タカ子さん・悟さん宅へ。夫婦の理想像のようなおふたりのもとで、たらふくタカ子さんの料理をいただく。至福のとき。料理と盛りつけとインテリアの才能がエベレストのように高い信州在住の料理家。地方ごとに、本当はこういう地元の宝みたいな人がいるんだろうな。これからも、そういう人に私は会いたい。 今日は妹と念願の戸隠に足を伸ばす。神が絶対にいると信じたくなる厳かな場所だった。わいわいなんて行ってはいけない。日本人の魂の聖地のひとつではあるまいか。 GWに働き続けた自分へのご褒美を言い訳にして、洗濯カゴとそばのザル(手力屋)で購入。もうひとつのカゴの名店、井上がしまっていたのがどうにも悔やまれる。 中社の仁王門屋というおそば屋さんが絶品で、なにもかもがおいしくて参った。ごまくるみそば、蕎麦団子はもちろん、観光地にありがちな蕎麦ソフトを期待せずに食べたら、こじゃれたジェラート屋なんて比でもないほど美味。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page