top of page

輩祭り2


先日、息子の大学の体育会サッカー部7名を招き、たらふく食べさせる会を催した。地方から出てきて、慣れない自炊をしている男子達に、肉肉野菜肉を食べさせるこの会は去年に続き2回目。 2日前に仕入れたのは挽肉2キロ、鶏肉3キロ、豚肉3キロ。(牛がないところが貧乏くさいがやむなし) 角煮用卵だけで20個、タコライスのトッピングの角切りトマトだけで6個分。 タコライス、春巻き、唐揚げ、角煮、サラダなどを作った。 輩達はけっこう胃が小さく、途中米がなくなり、新たに炊いたものの、けっこうあまった。 みんなでサッカーを見たり、静かにUNOなどを始める始末で、終電に礼儀正しく帰って行った。そのジェントルマンなおとなしさが、リーグ打破がままならぬ要因のひとつではあるまいかと、邪推した。 料理が終わると、「すわりませんか」と山梨ッ子が座布団を勧めてくれて、ヤングの情けにおかんはほろりときた。 (写真) 静かにDVDなどを見るICUサッカー部2年のみなさん(一部)。 もっとカラの一升瓶などがごろごろしているのが、大学生のイメージなのだが。って、イメージが昭和。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page