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おかん

いよいよ切羽詰まってきて、仕事一式を持ちこみ、実家の長野で原稿書き。 「Coo飲む?」「ヤクルトは?」「ゼリーもここにあるから」と 幼稚園児のような扱いに申し訳ないと思いつつも、若干うざいと思ってしまう自分を戒めている。 はたからみたら、老婆がおばはんにヤクルトを勧めているわけで、なかなか怖い図だ。 22時前には電気が消され、就寝。 東京では、夫と娘が、いつ私が母と喧嘩して逃げ帰ってくるか、賭けをしているらしい。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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