top of page

鎮魂歌

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2016年4月30日
  • 読了時間: 1分

シンクロニシティというフェスに行ってきた。ラブホ街どまんなかでこんなたくさんの人間が集まる大きなイベントをやるのかと、すでに隔世の感。確実に来場者の平均年齢を私が上げていた。 オープニングのwegとトリのMONOの両方で、スタンディングのまま泣いてしまって困った。どちらもインストなのだが、どちらも大変にエモーショナル。レクイエムのように聴こえる曲があって、ああ熊本の人に聴かせてあげることができたら、どんなにか、一瞬でも心安まるだろうになあと思ったのだ。かの地は、音楽なんて、ライブなんて、それどころじゃないにきまっているのだけれども。 どちらも私はつい最近教えてもらうまで全然知らなかった音楽。新しい文化が体の中に入ってくるのはえもいわれぬ快感だということを久々に思い出した。

 
 

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版)発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 

2024 『注文に時間がかかるカフェ』(ポプラ社) 

00:00 / 05:15
Gradient_edited_edited.jpg

© 2024  暮らしの柄 大平一枝  Kazue Oodaira , Design Izumi Saito [rhyme inc.] All rights reserved.  

bottom of page