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反響

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2017年12月30日
  • 読了時間: 2分

 今年の春、”「からっぽ」のお弁当につまっているもの ”というテーマで エッセイを3本書かせていただきました。  作品に、素敵なオリジナルの映像と音楽が添えられたこともあり 思いがけず大きな反響をいただき、企画した花王プラザさんに、1万を超える感想が寄せられたそうです。その多くに ご自分のからっぽのお弁当の思い出が綴られていました。  今月、そのなかからいくつかをご紹介。”みんなの「からっぽ」につまっているもの。”というテーマで それらの作品にコメントを添えさせていただきました。  ウエブというメディアのインタラクティブな関係性に、あらためて驚かされたできごとでした。 そして、どこにでもあるお弁当というテーマの、どこにもない一人ひとりの物語の奥深さにも 胸を打たれました。  ぜひ、このために作曲されたピアノ曲を「オン」にしてお読みください。 「からっぽにつまっているもの。」 (近況写真) クリスマスに初めて、娘の希望で教会を訪ねた。1936年築の富士見が丘教会(下北沢)は、国の有形文化財だった。近所なのにそんなことも知らなかった。 心も耳も静かに穏やかになる独特の空間で、キャンドルの炎を見つめる。優しいとか慈しみとかいたわりという言葉を、空間で表現しろといわれたら、ああなるんだろう。パイプオルガンの音色が細胞にしみた。

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2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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