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始動

校正をして、原稿を送って、打ち合わせに本郷へ。次著のプロジェクトがいよいよ始動。ブレストすると、思わぬアイデアが浮かんだりして、これだから本作りはやめられないとわくわくする。わくわくの何倍も大変なことがきっとあるのだろうが、そんな先のことを心配してもしょうがない。それに基本、しんどくても泣きたくてもときどき汽笛の鳴るところに逃避したくなったとしても、やっぱり本作りは楽しいものだ。 とても生き生きとしたライブ感溢れるコメントの文章で知られる不動産サイトの物件を見に行ったら、拍子抜けするくらいフツーのマンションで、だからこそ逆にあのサイトのコメント力はすごいのだと感心した。引っ越ししたい熱が最高潮に高まっている。悪い病気である。

2025 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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