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家出

息子の俺様な高慢な驕りと甘え、娘の家事を手伝わない人任せな態度にブチ切れ、昼12時、荷物をまとめて家出した。夫は地方出張中。ご飯も何も作らず、、お金も置かず「暫く二人で暮らしてくれ。お金が足りなくなったら近所の人に借りなさい。米はある」と言って出てきた。 さてこの突然出来た自由な時間をどう使おうとわくわく。気になっていた下北沢の酵素風呂、喫茶店2軒をはしごし、新百合ヶ丘に移動。買い物をして夜7時から映画を見る。な〜んにも考えずに見れる『新しい靴を買わなくちゃ』鑑賞。役者の自然すぎるほどの演技力に舌を巻いたが、北川悦吏子さんはやはり、ドラマの人だなあと思う。『ロンバケ』が凄すぎたとしか言えない。23時。ホテルか健康ランドに泊まろうと思ったが、しもきたの友人と飲むことに。三茶においでよというので行きかけたら、股関節が痛くて自転車をこげず断念。結局1時までコーポラティブハウスの住人の家でくだをまく。 いきまいて家出してきたが、食事をどうしたか気になったのと、仕事をやり残していることに気づき、夜中1時半こっそり帰宅。玄関からキッチンから、食器棚の引き出しの中まできれ〜〜〜いに掃除されていて、洗濯物がしまわれていて、次の洗濯物が干されていて、ちょっとは反省しているんだなと思い、あっけなく家出終了。寝ている子どもに「ただいま」というと、息子はくるりと背中を向けて、「うん」。背中がちょっとほっとしているように見えたのは気のせいか。 翌朝、娘に「きれいに掃除したんだね」というと、「ホントにおにいちゃんと暮らしていこうと思って家事を分担したのに。何で帰ってきたの」と、なんだったら迷惑そうなくらいの口調なので、またキレそうになった。このまま1週間くらいいなくなるのもいい薬かもしれないけれど、こっちにそんな覚悟がないという中途半端な結末である。

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