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JKという生き物

娘が、高校の同級生らと、私の話題になったらしい。 娘「とーこのママ、バリバリ働いてていいよね、と言われたから、家ではソファで、浜に打ち上げられたあざらしみたいに、ぐだっぼてって、してるよってこたえといた」 私「で、友だちはなんて言ったのさ?」 娘「あー、わかるわかるー。そんな感じがするー、だって」 そんな感じって・・・。JKは人の親にも容赦がない。 弁当に焼きうどんを作ったら、まずかったらしく 「500円、いやもう300円でいいから、お弁当を買わせて」と懇願された。 300円に負けてる母の味・・・。 この暑さじゃ、さすがにおうどんも美味しくないよねと言うと 「暑さじゃないと思う」 と氷のような冷たい返答が。本当にしみじみと、容赦がない。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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