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新刊『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』発売!




台所は楽屋に似ている。

送り出したり、迎え入れたり。

いったんきれいになるけれど、

また次の舞台が始まれば、

誰かが散らかす。

ほっとして、取り繕う必要のない、

使い手の素が出る場所。

だから素敵でなくていい。

自分が心地良ければ、どんなかたちでも。

(「はじめに」より)

・・・

(毎日新聞出版社)

撮影/大平一枝、本城直季


・・・

台所を入り口に

再び歩き出した人々の物語を追った。

もう一度訪ねたところもあれば

はからずも4年間定点観測することになった台所もある。


相手の芯を書きたいとき

何を書かないかが、何を書くかより重要になる。

そんなことを再認識した、

東京の台所シリーズ最新作。ぜひお読みください。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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