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拗ねる女

  • 執筆者の写真: kazue oodaira
    kazue oodaira
  • 2019年8月25日
  • 読了時間: 1分

自分の仕事の成果物をラインで息子に送りつけた。ところが、読んでいないことがわかり、私は激しく拗ねた。帰省先の実家でのこと。 新米お嫁ちゃんが場をとりなそうと「お母さんすごい! どれどれ?読ませてください」。 「もういいから。風呂はいるから」 夫が「おい、めしやでー」と呼びに来ても 「いいから先に食べてて」。 宴会をしている茶の間にふてくされた顔で行き ぱぱっと食べて、ひとり2階に上がり、ふて寝してやった。 息子「仕事中に送られても読む暇ないから」 (そりゃそーだろうけど、2週間前やぞ) 老若あらゆる人に気を使われながら、ふてくされるおばさん一人。 社会人2年目の息子もいい迷惑だ。自分の仕事に精一杯で、おかんの作品なんていちいち読んでいられまい。 ふてくされる原因が米粒みたいに小さくて、「中2かっ」と自分に突っ込む2019夏。

(写真) 月曜断食開始。週1断食。朝はヨーグルト+果物、食事は野菜中心、酒OKというシンプルなもの。4週目(不食4回)で3キロ減。めざせあと6キロ。ダイエットというより養生法として優れている。

 
 

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