

25歳。ひとり暮らし男性の現在地
連載更新 学生時代から筋トレをしている。 プロテインは飲まない。 「どうしても味が好きになれなくて」。 そのため、食材からタンパク質や炭水化物を取る。 そんなきっかけで、自然に料理をするようになった。 ・・・ 「パンが嫌いなんです。すぐなくなるのに腹にたまらないから(笑)。 だったらご飯を食べたほうがいい。付き合い以外はマクドナルドも行かないですね。 東京でパンを買ったことは一度もないです」 あ ・・・ 朝日新聞デジタルマガジン&w 『東京の台所』 「料理=女性」という男は周囲にいない。 25歳男性ひとり暮らしの現在地〈335〉 文 大平一枝 写真 本城直季
3月18日


電車の中で聞きたくなること
読書をしている人を見るだけで、勝手に声をかけたくなる。 ・ ・ ・ 本の正しい読み方について、最近、これだと思う指南書があった。 『読む人間』大江健三郎著(集英社文庫)である。 2011年に文庫化されて、まもなく買った。つまり15年も前に一度読んでいる。ところどころ赤線を引いて、当時のブログにも読書録までつけている。なのに、たまたま先日読み直したら、愕然とした。目から鱗の連続なのに、なにも覚えていないのだ。 端から端まで、こんなに大切なことが書かれているにもかかわらず、記憶がなにひとつ残ってない。15年前の私はどこを読んでいたのか。おそらく、 “大江を読んでいる私”に、満足していただけなのだろう。 『失敗だらけの文章修行』(大和書房だいわlog) 第19話 「本の正しい読みかた」 新宿3丁目にて(写真と文は関係ありません)
3月11日


ずっと書きたかったもの。【新連載開始】
大平一枝の行ったり来たり日記 『たいらなケーキ』 20年前の今日、なにしてた? 子どもを迎えに行き、髪を振り乱しながら夕食を作った台所。公園の鉄棒を握る、かじかんだ赤い手。仕事と格闘し、朝刊が届く音で我に返った水曜日――。 エッセイストの大平一枝さんが続けていた20余年間の日記ブログと、子どもたちが巣立ち、それぞれに新しい家庭という箱を持つ今。人生の時間が交差する「行ったりきたり」エッセイです。 〜 おウチの収納.com ・・・ 歳を重ねるごとに、時間は一方通行ではなく、 循環するものだという思いが強くなった。 娘だった私が母になり、子どもは父になり。 慣れたと思っていた仕事も失敗して、自分の原点を見つめ直したり。 大きな円は、どれもあの日につながっている。 昔のある1日と、今。行ったりきたり、様々な時空を散歩するような気分で読んでいただけたら嬉しい。 ・・・ ここ何年か、ずっと書きたいと考え続けてきたもの。ブログを読んでいたあるメーカーサイトの編集者さんとの出会いによって、ユニ
3月4日


妻が遺したバトン
新年特別回 昨年、連載の番外編『神奈川の台所』のため、取材者を募集した。 応募メールのひとつに、これはあの話に出てきた人のお連れ合いではないかと思うものがあった。 ・・・ 朝日新聞デジタルマガジン&w @andw_asahi 『東京の台所 2』 〜妻が遺したバトン 〈新年特別回 その後の物語〉〜 文 大平一枝 写真 本城直季
1月7日


無意識の支配を緩やかに手放す
「料理があまりおいしくない」と 彼に言われた。 ノーと言えない彼女が 背負ってきたもの、手放したもの……。 ・・・ 朝日新聞デジタルマガジン&w 『東京の台所 2』 〜無意識の支配をゆるやかに手放す〜〈330〉 文 大平一枝 写真 本城直季
2025年12月26日
連載だより
▶▶連載更新 おとなのこたび 『ある日、逗子ヘアジフライを食べに ~おとなのこたび〜』最終話 【書き下ろし加え、幻冬舎文庫より発売】 (2026年3月予定) 計画を立てるのが苦手な私はあるとき 女性4人できっちりプランを決めて出かけた。 「女四人、あえて『班決め』をしてみたら」 (幻冬舎PLUS) ▶︎▶︎連載更新 漫画 『食べて笑って時々泣いて 東京の台所』 第6話「移ろいゆく食卓」前編 原作 大平一枝 漫画 ただりえこ
2025年12月25日


彼女が再び歩き出すまで
ひとり暮らしをかろやかに楽しんでいるように見えるが、散歩したり、こうして食べたいものを食べられるようになったのは、この部屋に越してきてから。 1年前までは、人と会うのも話すのも怖く、夜は眠れなかった。 ・・・ 朝日新聞デジタルマガジン&w 『東京の台所 2』 〜彼女が再び歩き出すまで〜〈329〉 文 大平一枝 写真 本城直季
2025年12月20日


旅と本の連載
▶連載『ある日、逗子ヘアジフライを食べに ~おとなのこたび〜』 スマホがない時代の旅のしかたを忘れかけている。 なにかにつけて昔はアナログでよかったよねと話したくなる世代だが、今年しみじみとスマホのアプリの素晴らしさに感動したことがあった。 ・・・ 「旅のお金まわりのこと」(幻冬舎PLUS) ▶輪番連載『サンデー毎日』〜「遠回りの読書」 今週号は ケアを開くシリーズの(医学書院)発案の編集者、 白石正明さんの『ケアと編集』(岩波書店)と 『なんでも見つかる夜に、心だけが見つからない』東畑開人著(新潮文庫)を。 そして表紙はらぶりーな渋谷龍太さんなのだ!
2025年12月6日


子育てはひとつの”事業”
「子育てはひとつの事業です。息子たちが中学から私学に通ったこの10年間の教育費は、すさまじい山場でした」 無駄な買い物をしないよう調味料ひとつから見直す生活で、やりくりの「足腰が鍛えられました」。 ・・・ 朝日新聞デジタルマガジン&w 『東京の台所 2』 〜男児3人、すさまじい学費の山場を超えた今〜〈328〉 文 大平一枝 写真 本城直季
2025年12月1日


なにをどんなふうに
連載 連載更新。 何を書くにも、早々に限界が来た。 語彙なし。 構成力なし。 もがく中で思いついた、 文章訓練のための読書法。 第14話 「 なにをどんなふうに読めば、自分の肥やしになるのか 」 (『失敗だらけの文章修行』大和書房だいわlog)
2025年10月17日


夫婦のかたち
『東京の台所』番外編『神奈川の台所』(朝日新聞デジタル&w) 新婚時代から続く夫婦の大事な習慣 “給与会議“で、夫は言った。 「役割を交換しよう」。 夫、50歳で退職。 妻の就職先を求めて上京した一家は──。 ・・・ 『神奈川の台所』4...
2025年8月25日


熟年夫婦3組、初めて一緒に旅をする
連載『ある日、逗子ヘアジフライを食べに ~おとなのこたび〜』(幻冬舎PLUS) 初めて夫婦三組で、旅というものをした。 妻三人は親しいが、夫たちは初対面だ。 最初は女だけでいいかと思ったが… 「熟年夫婦三組、初めて一緒に旅をする」前・後編
2025年8月23日


『神奈川の台所』
『東京の台所』番外編〜神奈川の台所 更新 本を持って、こもれる広い台所。 窓いっぱいに広がる緑。 恵まれて見える彼女には ひとつだけ、 どうしても繕えない心の傷があった──。 ・・・ 『神奈川の台所』3 「50歳で知った家族の秘密。...
2025年8月6日


自分の文章を疑ってかかる
案外、人は長い文章を書いたとき、自分に満足しがちだ。 無意識のうちにどこかから借りてきた言葉が表出していても、気付きにくい。 それは、長さに満足してしまって、自分を疑わないからだ。 一方SNSでもなんでも、長くても巧い人がいる。なぜ読みやすいのか。長さが気にならないのか。そ...
2025年5月9日


小旅(こたび)のはじめどころ
▶▶連載更新 新幹線こだまで静岡へ行った。 このこだまが、またよかった。 小田原、熱海、新富士と6駅乗るのだが、熱海や小田原で乗り降りする客が少し年配だったり、若いカップルだったり、醸し出す雰囲気が「ザ・旅行者」でこちらまで気持ちがリラックスする。 ...
2025年5月5日


料理が苦手な母のもとで
女だから、あるいは母親だからといって、 誰もが自然に料理が好きになるとは限らない。 性差に限らず、元から興味を持てない人、 味に無頓着な人だっている。 それでも親だからという理由で頑張ろうとする母に、心を寄せる娘。 料理が苦手な母のもとで育った三姉妹の意外な進路。 ...
2025年5月1日
